· 

市区町村の特定健康診査

弊社クライアント先で、今期の特定健康診査がスタートしました。

 

特定健康診査ですが、市区町村によって実施時期や期間は異なり、

各種がん検診や肝炎ウイルス検診など、同じタイミングでの検診もあるかと思います。

また、インフルエンザ予防接種のタイミングと重なるクリニックもありますね。

 

毎年のことなので慣れてしまい、

準備不足で開始されているクリニックもあるかと思います。

貴院ではどうでしょうか。

 

当然のことですが、

業務フロー、各システムやWebサイトの活用、想定される問い合わせ内容の把握など、

しっかりとクリニック全体で共有して業務にあたる必要がありますね。

 

今期からの変更事項の確認、

業務流れ(受付・看護師との連携)の確認、

予約実施の有無や管理方法の確認、電子カルテや予約システム・外部受付システムの運用の確認、

院内外での告知・案内の確認、

想定される質問内容を把握し全員が説明できるように共有することも重要です。

 

受付と看護師との連携がとれていなく、またシステム上でも患者さんの状況の可視化ができていなく、

検査の流れが止まってしまったり、

院内での説明や電話での問い合わせ時、

「確認します」の連続で、一人の患者さんに10分 20分と対応しているケースもあるかと思います。

 

特定健康診査の開始当初は問い合わせや受診希望者は多くなりますし、

また、終了間近も駆け込みの受診者が増えます。

 

しっかりとクリニックサイドにてコントロールしていく意識は必要です。

 

ホームページでの案内を増やし、よくある質問について掲載したり、

対象の患者さんが診察で来院された際には、簡単な案内を作成して渡したり、

患者さんからの問い合わせ時は、

比較的スムーズに受診できるタイミングや人員に余裕がある曜日の受診をお勧めすることを徹底するなど。

 

クリニック毎のちょっとした工夫や準備でも、

無駄な業務や時間を減らせ効率も上がりますので結果は違ってきます。